2日目のバレー塾。
ある選手のレシーブフォームについて、「この子のどこに問題があると思いますか?」と塾頭から指導者に対して質問が飛んだ。もちろん空気は一瞬にして凍りつく!なぜなら、どこに着眼点を置けばよいか?目のつけどころがわからないため。
午後一番の練習メニューは、選手も指導者も“重心”について何種類かの体験をする。文章での説明はなかなか出来にくいものだが、体験すれば大人も子供もみんな納得。特にイスから立ち上がる動作などは、小学校低学年の女の子の指1本で立ち上がれなくしてしまえる。そんな実習は受講生の目を丸くさせる。この重心を意識しながら、あらゆるプレーを凝視していくと、少しまずいプレーの原因が見えてくる。ひとつの手がかりになる。
終了後の反省会(もちろん居酒屋で飲みながらだが・笑)では、もちろん“重心”についても話題に。「足を動かして!」こんなアドバイスを選手自身が真に受け、足の動きに気を配っていると、実は動きにブレーキをかけてしまう結果になる、と話が弾んでいった。
今回も実り多きバレー塾。ただし選手に比べ、指導者の伸びしろが小さいことも明白になった。もちろん小生もだが・・・。