派手なガッツポーズや、一致団結した応援も確かにかっこいい。ただ毎週末にこれらが続くと、きっと心が乾いてきそうだ。
朝から全選手が集まってきた。そしていつもの練習風景と違うのは、お父さんお母さんがそのまま帰るのではなく、一緒に体育館に入ってこられるところ。いつもの空気と違う、みんながはにかむ空気。あちらこちらで「おはようございまーす!」の挨拶が行われている。そう、親子バレーのためにたくさんの保護者の方が集まってくれた。
ウォーミングアップの後はチーム分けをして、まずはソフトバレーでゲーム。ちょっとバレーの苦手なお母さんも、低学年選手もサーブやラリーに笑顔、笑顔、笑顔・・・。クライマックスは、6年生中心のチーム対6年生の保護者中心のチーム。大人のミスが出ようものなら、“厳しいヤジ”が飛ぶ。だけどみんな笑顔、笑顔、笑顔。
午後からは会場を変えて、卒団式。1年間のイベントや試合を収録したビデオの放映に、またまた歓声と奇声。そしておいしい料理に笑顔、笑顔、笑顔。
6年生への記念品贈呈、挨拶には感極まって、あ~出てきた!涙、涙、涙。6年生のお母さん達も、我が子の成長に涙、涙、涙。ついつい5年生以下のお母さん達やスタッフももらい泣きの涙、涙、涙。6年生の保護者代表の挨拶でも胸が詰まって涙、涙、涙。
笑顔と涙で心温まる一日。そして心洗われる一日。また来年も、皆で心ふるわせたいなぁー。