師曰く、「キャプテンに指示されるチームではダメ!皆で動けるように」 すぐに動けない選手たちに朝の、一発!緊張感が漂う。
師曰く、「イチ ニー サ-ン で動くのは弱いチーム、イチ、ニ、で素早く そして動きを止めること」 強化練習中何度も語ったこの言葉。選手がきっちり理解していることを、願う。
師曰く、レシーブの際、腕の使い方について、「肩を少し上げて肩甲骨を開いて丸くして、四股をふむ」 ウォームアップやトレーニングと技術が結び就いている事を説明された。
師曰く、対人練習し、ボールを出す選手たちに、「指先を、使わない!使うとボールが回転する」 2日間にわたり、3年生たちがお手伝いに来てくれた。黙々とそして上手にボールを出してくれる3年生たちを何度もほめてくださった。「高校の先生でもあんなに上手く、打てないよ!講習会に連れて行きたいよ」
師曰く、小学生時代、同じ練習を繰り返しているだろうと思われる選手を見つめながら、「動きがワンパターン、やってきた動きは 出来るけど何気ない動き、高度なスキルを学ぶと出来ない」
師曰く、最新の“レシーブの基”に掲載されている小学2年生のレシーブの写真を見ながら「勝つためなら、悪い癖ついてもいいので、長時間練習したら勝てる!」もちろん写真の小学生は最高のレシーブすがたである。
今回の練習風景なら、普段 「自然体バレー」 に興味を示さない指導者でもきっと見学したいに違いない。しかしこの練習にたどりつくまでどれだけの“動きづくり”が必要かを理解している人は、決して多くないだろう。マネだけでは上手くならない、勝てないのである。
だから小学生時代が大切なのである。答えはもう少しで見えてくるだろう。
師曰く、 続く・・・