自分の手・脚を自分の考える通り動かすことが、こんなに難しいことかと改めて思い知らされた。
からだが思うように曲がる、捻れる、反らせる。手足が自由に伸びる、曲げる。そんなこと当たり前に動かせるだろうと誰もが思う。けれどあまり動けなくなると、思わず笑いが出る。これホント(笑)。それもリズムに合わせて動く。こうなるともうダメ。
昨日は地域の新人大会。ティンカーベルズも出場。同時に草野塾頭も橋本・五條入り。DVD用の動きづくりの創造とリハーサルのため。
ティンカーベルズの第1試合も、動きづくりの視点からビデオ撮影したり、注意深く見ることを心がける。確かにスパイクミス・レシーブミスは目立つが、それはボールが手に当たってから目に見える結果。ボールに当たる瞬間までの動きを凝視する。トレーニングとスキルが結びつくヒントを探す。
お昼前より草野塾頭と合流。すでにスタッフの高橋と朝来からお越しの松本さん、同じく京都の横山夫婦とバレー仲間のURAさんで、「動きづくりの基」について検討中。試行錯誤を繰り返し、CDを流して音楽に合わせながら考えていくこのプロセス。エネルギーがぶつかり、新しいものが誕生する現場に居合わせることの大切さは、本当にワクワクしてくるもの。
午後から五條東中の選手とのリハーサルでは、得意な動き・苦手な動きがある選手が次々判明してくる。これらの動きとその選手のパフォーマンスを頭の中で想像していると、やはり得意なプレー、今ひとつ切れのないプレーが自然と結びつき連想されてくる。不思議なものだ。
きっと出来上がりだけを見られた方は、単なるトレーニング程度の認識になってしまうかもしれない。しかしこの『動きの基』に、バレーに限らず多くのスポーツにとって大切な動きのヒントが詰まっている。よくよくご覧頂き、実際のプレーに結びつけ、昇華すればうまくなること間違いなし。
夏には作品として登場する予定。乞うご期待。