今年の全国PTA会の標語のひとつです。
学力低下やすぐキレる原因のひとつに、睡眠不足や朝からの脳の栄養素となる食事の不規則が、大変多いそうです。大人の夜型生活に伴い、子ども達も夜型習慣になり、朝起きることができず、朝食をとらず学校へ行くというような悪循環に陥ります。
これらは学力低下だけにとどまらず、体力の低下にもつながる悪習慣です。疲れきったからだを早く回復させるための最大のポイントは、バランスの取れた食事と睡眠です。このことはもはや世界共通の認識となっています。
ある大学の研究によると、テスト前の一夜漬けも、午前0時までに勉強を済ませ就寝するグループと、朝方まで勉強し続けるグループを比べたところ、単純な計算でさえ朝方グループの方が間違いが多いことがわかったそうです。自分では朝までしっかり勉強したつもりでも、脳の記憶力が弱いそうです。
スポーツの世界も、まだまだ食事や睡眠の理解不足が多いことと思います。「うちのチームの選手はケガが多い」とぼやく前に、生活の基本である
『早寝・早起き・朝ごはん』をもう一度見直してみる必要があるのではないでしょうか?
それについても、こんなことまで標語にして日本中で啓蒙運動しなければならなくなってきている親世代(自分も含めてですが)には、奮起してもらいたいものです。