今夏のサントリーカップ女子決勝戦のDVDを見る機会を得ました。京都府代表と埼玉県代表の対決となり、結果はご存知の方も多いように埼玉県代表チームが優勝しました。
お互いに軟打やワンタッチの次のプレーは、拾って拾って拾いまくる、さすがによく練習されている印象です。攻撃スタイルもどちらもレフトエースが決定率の高いスパイクで、ほとんどふかしたりネットに当てるミスはありません。将来が楽しみです。
唯一勝敗の差となったのは、サーブミスでしょうか。京都府代表が若干サーブミスが多く、得点差が広がっていくようでした。このサーブミスの数だけなら、ティンカーベルズとほとんど差がないようでした(笑)舞台は全国一を決める東京体育館、スタンドも観衆で一杯、緊張感も県のはたまた地区大会の小学校の体育館で行う予選レベルとは雲泥の差ですが、そこはやはり小学生でしょうか・・・・・。京都府代表チームから、同じにするなと叱られそうですが・・・(笑)
ひとつ気になった点は、両チームともサーブレシーブを待っている選手の構えを横から撮影しているところです。その時の姿勢が、ほとんど腰が丸く曲がり、骨盤が後傾しているのです。
これを私は『犬のウンチスタイル』と呼んでいます。少しにおってきそうですが、犬がもようしているポーズそのものです。
構えの姿勢は、広背筋を緊張させ、できれば股関節・骨盤のパワーポジションに近く保持し、エネルギーをため、サーブレシーブにおいてボールが腕に当たる瞬間は広背筋の緊張を一気に開放しエネルギーを使ったほうが、腰痛や下肢への衝撃を緩和してくれるはずです。いつも『犬のウンチスタイル』で広背筋を伸ばしたまま、ボールの当たる瞬間でより伸ばしていては、筋肉あるいは骨盤・股関節の効率の悪い動きに思えるのですが・・・・・ケガのないことを祈ります。
京都府代表とは、五條東中学校と近畿大会で出会うこともあるかな。成長ぶりが楽しみです。