全国の小5児童と中2生徒を対象に行われた体力テストの結果がスポーツ庁より発表。テストの行い方の差や、事前にテストのための練習を積んでおくなど、色々な問題を含んでいるが、小5・中2とも女子は最高点だとか。ただし中2女子はアスリートを目指す部活優先組と、全く運動嫌いの二極化がより深刻だとも。よって平均値が上昇しても、スポーツを行い過ぎる問題と、行わな過ぎる未来の生活習慣病予備軍と、分析されている。
小学生時代から厳しい練習を重ねた中学入部後、勝利優先にした場合、その競技の経験のない若手指導者にとっては本当に苦痛なはず。そんな部活には初心者の入部は先ずおらず、文化部へ。一方、一部の勝利優先保護者と生徒、プラスほどほど楽しく中学生活を送りたい部活動との両生徒が混在する場合、これもまた指導者の指導力と人間力で頭悩ますところ。
そこで提案。厳しい部活は嫌だけど、文化部ではもの足りない、中高の生徒に向けての“ゆる部活”或いは“ゆるスポーツ”が、新しい部活の可能性だと思うが...。必ずしも中体連競技や正式種目でなくとも、週に1~2回でもいい、或いは地域を交えての学校開放的に。二極化の間の“ゆる部活”と“ゆるスポーツ”、これからのタネかも。