先日は都道府県対抗の男女決勝戦のみを観戦。女子はタレント軍団の大阪北選抜が圧勝。複数の私立中高一貫の強みを活かし、近畿圏内は元より近隣県の優秀な小学生選手達が入学し、まさにエリートチームに。
そして男子は、福井選抜が初優勝。東京やバレー先進県が多い中、なぜと疑問が沸く。今夏の全中の結果を調べたところ、福井県中体連大会を勝ち上がった2校が、そのまま北信越ブロックの3校枠を突破し、全中大会の男子ベスト4に2校が残る大健闘。全中出場組を中心に、都道府県対抗も大躍進の結果に。では、彼らが小6だった2014年ファミマ全国小学生大会の福井県代表チームの結果を調べてみたが、予選リーグ突破程度。そしてそのメンバーが今回の優勝メンバーに含まれているかどうかは定かではない。中体連の大舞台の経験そのままに、中学3年間の成長が大輪に。
一方、惜しくも男女とも敗れた、男子・岡山選抜と女子・熊本選抜の両チームは、今夏の全中出場中学がないのもまた奇遇。どちらもバレーボールが盛んな県ではあるが、反骨心のみで強化もできないだろうし、選抜された烏合の衆ではなく、まさに一致団結された“選抜チーム”に惜しみない拍手が!