白モノ家電と呼ばれていた頃は、ずいぶん昔の話。多くのご家庭で備わっている全自動洗濯機。我が家ももちろん一台、そして洗濯量が多かったころは、二槽式の洗濯機を使用してフル稼働。日本では節水仕様やお急ぎ仕様など様々な機能があり、どんどん進化。
こんな家電が海外でもハイクオリティとして人気だそうだが、特にインドではやはりカレーを食することが多く、カレーの成分が衣服についた場合、節水仕様やエコモードではその汚れは落ちにくいと。日本にはないニーズによって、国内タイプの6倍もの水流が起こるインド仕様の全自動洗濯機を、P社が現地生産し対応しているとのこと。普及率はまだ低いらしいが、今後のマーケットの拡大に挑んでいるとの報告。
今までの国内や組織の経験だけではそれぞれのお国柄、生活習慣に対応できず。されど柔軟に変化・進化できるのは民間企業ゆえの成せる業。こんな考え方は世界規模の話でもなく、日常の生活にもたくさん。郷に入っては郷に従えのお手本。