夏の高校野球和歌山県大会で、母校が26年ぶりにベスト4へ。和歌山県大会は、プチ甲子園とも呼ぶべき、参加校が毎年約40校程度の為、一つの球場で全試合が行われ、地方TV局が完全ライブ中継を行う。よって我が子の晴れ姿はもちろん、地域地縁であったり親戚知人の高校生の活躍を、TV観戦することに。勝利後は、ホームプレート後方に整列し、校旗の掲揚と一緒に校歌も流れる。その上TV画面には校歌の歌詞まで順次に流れ、野球に余り関心の薄い人でも校歌を口ずさむ事に。その瞬間、きっと頭の中は、高校時代に戻っているのでは。お陰で今夏は母校の校歌を3度聞く事に。お世辞にも、強豪校でもなく、毎年初戦負けが多い中、校歌を意識される卒業生も少なく、勝ってな時だけ思い出す弊害もあろうが、それでも時代を超えて、或いは繋いでアイデンティティーを感じさせられる瞬間かも。地域密着、地域に根ざす、地域に愛される‥ヒントになるかも。