元アナウンサー、現在はラジオのパーソナリティーとして活躍している桑原征平氏。学生時代は水泳・水球選手としても大活躍し、実兄は元水球オリンピアン。氏自身も長年、京都代表の国体選手としても活躍。その話術は、おもしろおかしく語らせれば右に出る者なしと、思わせるほど天下一品(笑)
氏自身の水泳選手時代のエピソードとして大会当日の朝食に”生卵”が監督から配給されたと、当時”生卵”は庶民にとっては高嶺の花として貴重な食材。なかなか手に入りにくく、よって競技直前に飲み込んだことを、それを番組の中でおもしろおかしく。
しかし今となっては、少しでも力が発揮し体力やスタミナの源を、藁をも掴む思いで手にしたかった感情は、ドーピングではないかと。国際的にスポーツ界を揺るがしている問題に言及。確かに各カテゴリーの大事な一戦前に、ドーピングではなくともサプリメントや、栄養ドリンクに頼りたくなる気持ちは解らなくもないが、少しでも良い結果に繋がるのならば誰にもあるはず。ただし食品と薬品は、その効果効用は明らかに違うもの。国際的なルールとしてその線引きが決まっている以上、やはり遵守しなければスポーツにならない。征平氏もそんな風に、番組のスポーツコーナーを締めくくった。