毎週金曜日の夜は「ダンス教室」が開催される。ビートが効きしっかりしたリズムの動作を見ていると、知らず知らずのうちに自分もその動作に引き込まれてしまうことに。これが生物学で研究されている「引き込み現象」。これはリズムが原因で起こる。リズムは筋肉の緊張と弛緩の交替から起きているということを理解している方は、案外少ない。音楽系の指導者の捉え方と少し違うか。いや、やはり同じことを言ってると思うが、音楽とスポーツの背景が違うのかも。筋肉の緊張と弛緩との間に出来る差というものがある意味「情報」になっていると。リラックスした状態でジャンプし、ボールにインパクトする瞬間に最大のエネルギーが伝われば、素晴らしいスパイクとなるが、脚に肩に力が入ってスパイクしても直接ネットへ。歓声とため息、その結果の違いが”情報”。その昔”ひとり時間差”なる得意技も相手関係の筋肉と緊張と弛緩の差。今となってようやく理解。