「香り」と言えば春のイメージが湧き出るが、”匂い”となると夏に結びつく。何とも言えない汗とドロと異臭が入り混じった部屋の匂い。通学路でも、田んぼや草叢から漂う自然界の”匂い”。そしてお盆の季節になると仏壇のお線香や夜の庭先での花火の匂いなどやはりインパクトが強い。思い出は匂いとともに蘇ると言われるぐらい、特定の匂いをかぐことで嗅神経から脳が活性化するもよう。
ただ昨今は無臭化、芳香化が著しいため、嗅覚の鈍化も進行中だとか。いくら嗅覚からの情報が発展してもTVやネットでの料理番組からおいしい嗅いは届かないだろうと。リアル体験、ライブ観戦で、最も刺激を受け脳が覚えているのも嗅覚!?だとすれば夏の受験生、スポーツの技術習得に何かしらの嗅覚刺激と一緒になれば、暗記もスキルも上達する早道?(笑)