自然体仲間も手に取ることが多いのではないかと思われる月刊誌「致知」。小生も毎月必ず精読する月刊誌の一冊。今月の特集として「腹中書あり」と。政財界を通じて、ひとかどを極めた人物の方々は必ずと言っていいほど良書、それも「古典」を愛読書とされていることが、よくよく分かる内容に。人間学を学び、人間力を向上させるにはやはり「古典」と呼ばれる、数々の名著を深く読み込むことが王道かと。スポーツ界も陰の部分がクローズアップされる昨今、アスリートの前にひとりの人間として根本を正しく太くすることと、誰もが願いを思っているが、実際どのように実行されているかは?が付くか。塾頭も事あるごとにバレー塾ではもちろん、ライン研修でも人間学を高める為に、あれこれ手を尽くして下さるが、「あ~なるほど!」で終わってはいないか自省を含めて。現に技術編の動画に比べて、人間学向上の動画を選手達と一緒に観る事は数少ないのでは。なぜなら指導者自信が口に出すほど重要性を認識しないから。大組織のトップとして活躍される方は古典に親しみ、実行し組織員に向けての訓示や、文字を通じてのメッセージ力が全く持って違う。
小学生から高校生まで全国大会に向けての予選は佳境。勝っても負けても涙にくれることも。だらだら長いミーティングと証した説教の得意な方は、多数おられるが、再出発する今こそ相手に響く言葉を持つには、人間学を向上させ、腹が座らねば。日々の努力、知行合一。