五郎丸ポーズで沸いたラグビー界だが、チーム強化の陰の立役者と言われている元日本代表の岩淵健輔氏。彼の著書によると、日本のラグビーは後進国でありながら非常に恵まれている”環境”だとか。正月の大学日本一を決める秩父宮ラグビー場には、数万人のファンが押し寄せる。それ以外にも社会人のトップリーグに所属する約800名の選手は、親会社の企業と契約している為、取りあえずの生活には困らないなど、まだまだ数えられるらしいが、世界から見れば恵まれている日本だからこそ、逆に世界に目を向ける機会を奪ってしまい長らく世界の強国とは差が開くばかりだったと。ようやく恵まれた”環境”をステップ台として、7人制だがリオ五輪には男女代表が出場。2019年日本W杯に向けてはずみが付き始めたとのこと。
確かに”環境”に恵まれすぎて修業・精進を怠ることは世間でもよくある。修業・精進される時はいつも環境にはほとんど恵まれていない時。