謹賀新年。未から申へバトンタッチ、そして前後裁断。
年末に知った事のひとつに医学の祖、ヒポクラテスの言葉に、「先生」は「先に生まれた」よりも「先に生きる」と綴れれていた。2300年前に既に看破。新年早々、人生にとって最も大事なことを学べる機会が。「先に生きる」「先生」によって15回目を迎え、8年目の新年の恒例行事。周囲には、先に生まれただけで、「先生」と呼ぶ業界も少なからず。「先に生きる」ことで本当に正しい道を、導き示してくださる方は、少ないのでは。確かに「先に生まれた」先生も間違った事を示してはいないだろうが、世間と若干ずれていることもなくはないように思われる。50代も、中盤に差し掛かる今年、「先に生きる」ことで、道無き道を進めれば。そして「先に生まれた」だけの呼称にならないよう慎みたい。