世界のスポーツ大国のひとつが、ドーピングで大揺れ。組織ぐるみのドーピングが明らかになったようで来年のリオデジャネイロオリンピックに向けても厳しい勧告がWADAから。
ところでWADAとは世界アンチドーピング機構の略。そして国内では日本アンチドーピング機構(略してJADA)として存在し、先の紀の国わかやま国体などもJADAのルールに則りドーピング検査が行われた。
明らかな筋肉増強や競技力向上を目指した注射や投薬はもっての他だが、手軽にドラッグストアで手に入る漢方入りカゼ薬や、その他のサプリメントも案外禁止薬物が豊富なことは知っておいて損はなし。
中高生も全国大会レベルではドーピング検査のテスト的導入は始まっており、カゼっぽいから念のために服用した市販のカゼ薬や水分補給のつもりで飲んだ栄養ドリンクがあざになることも。
特に3度の食事をほどほどの手抜きでサプリメントに頼りがちな指導者も少なくないと見る。「試合前に〇〇も飲ませたのに!!」と愚痴る保護者や指導者も何度か遭遇。そんな速効的に効果があるなら特効薬か劇薬か?
地道にコツコツ練習、疲れた身体を食事と睡眠でリカバリー。一段ずつ階段を登るしか上達への近道はなし。
話はもとい。スポーツ大国の影響による近隣国の芋づる式でない事を願うばかり。