家内がライフワークのひとつとして取り組んでいるのが「狂言」 小コラムでも何度かお伝えしたが、最近は小学校の教科書でも取り上げられているのか地域の公民館や小学校より、小学生を対象とした「狂言」の指導のオファーが多い。昨年も小1~中3までで10人が集まり数か月に及ぶ稽古を重ね発表会へ。
大きな予算が付く場合、本職の「狂言」の先生を招き指導を受け、家内たちはアシスタントとして協力。古典芸能であった「狂言」だが最近は、ほとんど経験なく興味を持って体験会や入門される方が多く、全くの初心者だとか。「狂言」の先生もいつも初心者を対象に稽古を付けるので、そのような方々の指導技術は抜群に上手い。「狂言」の先生曰く、「小学生の3~4年生は何が始まるかと興味津々で、こちらが少し工夫すれば、スポンジが水を吸い込むようだ」と。スポーツやピアノのように小さい頃から練習を重ね、ある程度できるプレーヤーに教えるのとは違い「狂言」を学ぶほとんどの人が、たとえ小学生でも高校生でも或いは一般の方でも”初心者”なのだから全くゼロからの人々に指導していく技術が常に必要だとも。
なるほど何事にも通じるゼロからの人たちに指導することが出来なく「難しいですね」と語っている間は単に指導者が無能だと言われたようで油汗。(苦笑)