本日、メジャーなところで誰もがご存知、「桃の節句」。そしてもうひとつ、医学的なところで知られてきた「耳の日」。
高齢化が増すにつれ、難聴の方も多くなるのは当然。小生も過日、人間ドッグで聴覚検査を行ったところ、日常生活には全く影響はないが、高音・低音とも聞こえる範囲が徐々に狭くなっていることが判明。
スポーツを行う上では、視覚は非常に大事なことは誰もが承知だが、耳も聴覚だけでなく平衡感覚を司る大切な器官。毎度のことながら、マット運動での前転や側転、ボールを放り投げて回転キャッチなどは、全て耳の奥にある中耳・内耳の三半規管の役割。まさに幼児から行っておくべきトレーニングと呼べるだろう。遊び感覚で楽しく行えば、子供たちは大喜び。
レセプションで大きくはじかれ後方に舞い上がったボール、つなぎのプレーで次の選手がネットに背を向けてアンダーハンドで少しでもネット近くへ戻そうとするが、ボールはあらぬ方向へ。こんな方向を間違えない感覚も、実は耳の役割。セッターもAカットにならなかった場合は、身体をよじらせながら、より正確なトスを上げるために必要な耳。