
上の写真がバレーボール専門誌CPVに掲載された、外国人のスパイク時の写真。世界トップクラスの選手の胸椎のひねり動作と右肘の屈曲。静止写真だがここから一気に大胸筋の伸張反射が生まれ、肩関節の速度が上がる。
誌上で、「女子の選手ではこのひねりがうまく使えてないために、強打を打てない選手が少なくない。まっすぐ腕を伸ばし、そのまま上に上げて振り下ろす、ストレートアーム系のスイングを小さいうちに習得してしまった選手に多い。また、ひねりをうまく使うことで、肩への負担が減り故障する可能性も低くなる」とつづられている。
その他の様々なデータも披露されており、エビデンスも豊富になってきた。その昔、「水は飲むな!」と言われたが、今時そんな指導は通用しなっくなった。ただし、いち早くその重要性に築いた指導者と最後まで抵抗していた方も少なからずいる。
スパイクも、男も女も子どもも大人も筋力の違いこそあれ、動きは皆同じ。