学生時代、バリバリにスポーツを行っていた人も、スポーツに縁遠かった人も、社会人となり仕事中心の生活を送り始め、全くスポーツや運動から遠ざかれば、40歳前後を過ぎるとスポーツによる経験の有無による体力差はほとんどなくなってくると言われている。昔取った何やらで、体力に過剰な自信をお持ちの方も時折見かけるが、喫煙、お付き合いでの酒席、摂取カロリーオーバーで体重も増えれば、健康を害する負のスパイラルに。
運動不足から始める月イチゴルファーや草野球、草サッカーでは、とても運動不足解消に至らず。おすすめなのが、どこでも、いつでも、ひとりでも、グループでもすぐ始められ続けられる、スロージョギング。
スポーツの経験の有無に関わらず、筋肉の中の速筋はすでに痩せてきているので、いきなりの筋トレやスピードの必要なスポーツはケガのもと。それよりゆっくりゆっくりのスロージョギングは、遅筋に刺激を与えて、生活習慣病・認知症そしてロコモティブシンドロームの予防に適していると、最近のエビデンス。
寒くなってくる冬だからこそ、暖房の効いた部屋で過ごさず、少し早目のウォーキングからスロージョギングへ。とにかくゆっくりからだを動かす習慣を身につけたい。