先の栄養セミナーでは、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の7つ以上の食材を使い、まさにハイブリッド(複合)食事。7つ以上もの食材を使えば、少々カロリーが多くなっても体内で相乗効果となり、余分な脂肪分を排出したりと利点が多くなる。ところが、子供のころから、大人の食習慣そのまま単品食事が多くなると、小児肥満の可能性が高くなると報じられている。
本来、BMI数値は成人用の指数だが、1歳児検診と3歳児検診のBMI数値を算出し、どちらも15以上で3歳児で高くなっていれば、13歳時には「高度肥満」の確率が高くなると。まさに三つ子の魂百までも」だが、味覚も3歳ごろまでの食習慣が強烈に脳にインプットされている模様。
かわいい盛りの乳児。少しばかりぽっちゃりのほうがかわいいと喜ばれ、両親はもちろん祖父母に至るまで「たくさん食べなさい!」と食が細くなった自分たちのうらやましさを小さな子供たちに期待と喜びとして感じていると、飽食の時代、あっという間に肥満の王道へ。やはりふくよかな両親に連れ添われた子供たちもそれなりにぽっちゃり型が多く見受けられる。
肥満からなる過脂肪は間違いなくさまざまな病気に招いてくれる入場チケット。アイドルの夏ツアーチケットならプラチケだろうが、こればかりは返却してもらいたい。