ポストiPad、ポストタブレット端末機として、身につけられる次世代の携帯機器「ウェアラブル端末」の国際展が3月下旬に東京で開催された。
その昔、アニメ「鉄腕アトム」や「宇宙戦艦ヤマト」では、未来の話として様々な小道具が取り上げられて、何やら不思議な感覚でTVに釘付けだったが、いよいよ試作品とはいえ現実的に。
指環型のウェアラブル端末「リング」では、空で文字を書くように指を動かすと、離れたところにあるタブレット端末が動き出すとか。メガネ・サングラスタイプでは、口頭で指示を出すと道案内を始めてくれるなど、まさに子供の頃夢見たアニメの世界。
そしてすでに進行している健康・医療面でのさらなる進化。体重・脂肪・脈拍・血圧はすでに時計タイプで計測できていが、さらに病院へリアルタイムで送信されたり、スポーツの世界でも脚の上げる角度、すなわちバイオメカニクスや腕の振りのスピードなどをリアルタイムでフィードバックされる。
今までは大学等の研究機関だけの一部に限られた科学的トレーニングだったろうが、片田舎の小学校のグランドや体育館でも計測したデータを中央研究室へ送り、たちまちに結果を知ることができる時代がもうそこまで。当然、指導方法もおのずと変化・進化してきて当然。
今でも塾頭のお陰でiPadを利用した指導法が全国の自然体仲間に普及。次世代のウェアラブルも敬遠・疎遠ではなく大いに面白がりたい。