寒い夜、冷えたからだをあったかくしてくれる汁物のひとつが酒の粕汁。我が家でも大根、人参などを千切りにし、具沢山の野菜を酒の粕と味噌で味付けをする定番の家庭料理。
その大好物だった酒の粕汁を食べたいと、大晦日の午後に来客。京都の大学からひと足早く帰省していた長娘が最寄り駅まで迎えに。久方ぶりに揃った他人性双生児。と高校時代から将来を有望視されているもう一人の同級生と一緒に。
ひと通りの会話の後、夕食のテーブルへ。家内が腕によりをかけて調理した酒の粕汁を中心に様々な料理。岐阜県や長崎県ではあまり食しない料理のひとつらしいが、三人の女の子たちが入れ代り立ち替わり飛ぶようにお代わりが。「アホの三杯汁」と関西では言われるがそれ以上のお代わりになると言葉もなくなるほど(笑)。つかの間の再会だったが、次回の料理をリクエストして、湖国に戻った。