上中別府チエ(カミナカベップ チエ)さん、83歳。この方を前に「年だから・・・」は禁句かも。「英語を読めるようになりたい」と思い、76歳で夜間中学入学。さらに79歳で定時制高校へ。
そして個性豊かな夜間高校生に混ざり、軟式野球部に入部。5月の全国高校定時制軟式野球大会の神奈川県予選では、初戦の最終回にレフトで出場。野球部は決勝まで進み、決勝戦の満塁のピンチに伝令としてベンチからマウンドに駆け寄り、「落ち着いて」と孫のような投手のお尻をポンポンと叩いた。
いよいよ来春は卒業とのこと。
まさに時代の先行く生涯学習と生涯スポーツ。「人生は何歳からでも新しいことが始められる」上中別府さんの談。