週末は秋の東京での国体の出場権をかけた近畿ブロック大会が奈良で開催。少年男女の部、すなわち高校の各府県から、そして成年男女が大学・社会人・実業団が勢揃いし、それぞれのカテゴリーから出場目指して熱戦。
和歌山県も成年男女は大学生・一般、そしてチャレンジリーグ所属選手などから選抜チームを編成し、大会に臨む。そのメディカルを担当し、トレーナーとして帯同。
すでに長年の古傷で痛みを伴いながらコートに入る選手も少なからず。コンディショニングを行い、テーピングを施しても、やはり痛みの強い場合も。そんな時にはやはり薬の力に頼ることに。
ここで問題となるのがドーピング検査。国体予選とはいえ、競技によっては抜き打ち検査もあり、知らなかったでは済まされない。痛み止めは当然、胃腸薬、しいては目薬に至るまで、選手が常備薬として使っている中にもドーピング成分が含まれており、気軽な服用が取り返しのつかないことに。
レベルの高い大会のドーピング検査を、単なる人ごとに済ませず、薬の利点と麻薬等々の違法ドラッグとも合わせた教育を、小中学生から必要な時代に突入なのだろう。