1回目の自然体バレー全国フォーラムの動画を塾頭のiPadで拝見させて頂いた。昔懐かしいのは当然だが、当時からスパイクの際の肘の位置、動かし方、“回内・内旋”から一気に回外・外旋、その他にも重要ポイントがたくさん。確かに伝え方は当時より進化しているだろうが、その原理原則は全く同じ。そうでないと原理原則ではないのだが(笑)
その後7~8年経過し、全く持っての危険なスパイクの選手はさすがに皆無になったが、理想のフォームにいたるまではまだまだ道半ば。理由は指導者の理解不足がその主因。分かっているつもりが、実は本当の根っこで分かっていないことが多いことを、今回も痛感。とにかくかっこいい、力強いスパイクが決まれば、選手も指導者も安堵してしまいがち。
胸椎を回旋し、指先を脱力し、肘の位置の動きが大きく変わること・・・“ゆっくりスパン”の擬態語がよく合う。
対人の練習になると、利き腕の素早い動きが正確に行われているか、どうかを見抜く眼力があるか?
肘の位置がほとんど変わらない、似非モーション。惑わされないよう、正誤をしっかり見極めたい。