最近、スーパーなどの食料品売り場で目につくのが、人がバンザイを行っているようなロゴマーク。よく見ると消費者庁許可と示されている『特定保健用食品』略して『トクホ』。
少し調べてみたら、「お腹の調子を整える食品」、「血圧が高めの方に適する食品」などの10のカテゴリーに分かれ、保健機能成分が多く含まれている食品が認められている。すでに商品としては1,000種類を超すともいわれており、健康ブームも後押しし、トクホ商品は人気急上昇だとか。
そういった中で、遂にトクホのコーラまでが発売され絶好調と報じられている。コーラといえば何やらスポーツ選手にとっては最も飲んでほしくない清涼飲料水の代表に取り上げられがちだが、糖質をゼロにし難消化性デキストリンと呼ばれる成分が配合されており、食事の際の脂肪の吸収を抑えられるそうだ。炭酸特有の爽やかさを残しつつ、今までのイメージを変える程の勢いだとか。
だからといって脂っこい食事はやはり生活習慣病との結びつきは高く、からだにあまり良くないと知りつつ多食することをトクホで抑えることより、食材そのもののからだにやさしい影響を組み合わせたいところ。
中国4,000年「医食同源」なのだ。