知人から携帯電話に着信音。高校球児の息子さんの手首の調子が芳しくないと相談の内容。いろいろ検査を行った結果、手首にあるサイコロ状の骨のひとつ、舟状骨がどうやら痛んでる模様。スポーツ中に何度も手をついて転んだり、野球のようにバットを強く振ることで、疲労骨折も起こる得る小さな骨。痛み出すとなかなか厄介でテーピングやサポーターでの保護を試みるが、万全にはやはり程遠い。最後は手術になるが、やはりメスを入れることには抵抗感もあり、手術後のリハビリも地道なもので孤独感も募るはず。そしてこの骨の一番厄介のことは、「仮関節」と呼ばれなかなか骨癒合が行われず骨片が離れてしまうことが稀にあること。夏の大会、そして秋に向けて早期復帰を祈るばかり。