二日間で、述べ38チームが集まったが、男の子チームはたった1チーム。
ティンカーベルズも女の子のスポーツ種目の選択枝を増やそうとして始めたが、時のニーズや、時代の後押しもあり、男の子チームとして今年は活動できるほどに人数が集まった。選手コースの男の子7人。内6年生が5人。他のコートでは、女の子達が、完成度の高いプレーをいたるところで見せてくれている。女の子特有のしなやかさや、軟らかさ、そして粘りの気持ちは、また見どころ一杯。
一方、男の子、体格は、女の子より遅れてはいるが、そろそろ筋肉の質の違いが現れ始めている。コートの外側に大きくはじけてしまったボールに向かって一目散に走りだすスピードは、女の子にないもの。イレギュラーなボールに対しての反応も素早い。まだまだ大雑把であり、正確性にはかけ、少々気分もむらがないわけではないが、瞬発力は確実に成長。そしていつも元気いっぱい。
第二次性徴が始まり大人の骨格に変わる頃には、見違えるプレーになっていくことだろう。
ロシアのベルンシュタイン博士は、最後に獲得できる巧緻性の発達過程を上手く説明されているが、まさにその過程のど真ん中の男の子選手達。