今年の冬の寒さがまだ尾を引くような、今週もまだ花冷えの様子。
約10年前、当時小学校3~4年生だった長男が少年野球の練習から帰宅後、顔は真っ赤、微熱もあり、水分を摂らせようにもすでに口からは受け付けず、脱水症状で救急医療にお世話になった苦い経験がある。それが4月中旬の週末だった。
花冷えで暑さなんてまだまだ先のことと、のん気に構えていると、春特有の急激な気温の上昇にからだが付いていかず、体温調節や発汗作用の以上をきたし、脱水症状に陥りやすい。
何度か綴った水分補給のポイントを再チェック。特にスポーツ時においては、☆スポーツドリンクを2倍程度に薄める、☆水温を13度ぐらいに、☆一度に飲む量は50~100cc、これらのポイントは、胃の中に入った水分を速く小腸に送り、小腸からの吸収をスピーディーに行わせるためのもの。そして30分に1回の給水。或いは運動前の水分補給などをお忘れなく。
年齢を重ねると喉の渇きもやや鈍くなりがち。子供に比べて発汗量も少ないが、小中学生の発育盛り、当然、汗腺の活動も活発で、その対比は比べものにならない。
大人のカンカクではなく、子供のカンサツが体調管理のコツかも。