どうやら来なくても結構なインフルエンザが、今年も最盛期に入ったようだ。橋本市内でも学校・学級閉鎖が相次ぎ、“予防警報発令中”といったところ。
インフルエンザの予防ワクチンを打っているからといって100%防ぐことはできず、これからは自己防衛が大切。まずは手洗い・うがいの励行は当然。
体力をつけるためにと、腹筋・背筋運動に始まり、この季節は走り込みも盛んに行われるが、これらは全て「行動体力」呼ばれるもの。もちろん適当な運動は必要だが、一般のスポーツ選手からアスリートに至るまで、風邪をひきやすいことは案外数値で証明されている。
日頃から腹筋・背筋・腕立て伏せに思いを巡らせても、鼻粘膜や咽頭の粘膜を鍛えようとは、発想がどうもつきにくい。ここはビタミンCが多く含まれる野菜や果実を中心に栄養を摂り、魚に含まれるDHAや、亜麻仁油、横隔膜呼吸を利用して粘膜の強化を図りたい。
雑菌やウイルスが侵入しようとしても入り込ませない、或いは入っても強い免疫系でやっつけてしまうくらいの防衛体力を身に付け、この季節を乗り切ろう。