知人のお子さんが肺炎を患い3日間の入院に。はてさて入院に至るまでに紆余曲折があったとのこと。
まずは熱が上がり下がりの日が続き、かかりつけの小児科に通ったが大したことはないと解熱剤の処方のみ。確かに初期段階では熱だけの症状だったため、肺炎の典型的な臨床所見が見られず、診立てが違った模様。熱が下がらず再度通院するが、やはり初めの診立てと同じだったそうだが、“念のため”と胸部のレントゲン検査によって肺炎が判明。すぐに公立病院へ紹介状を持って走り、そのまま入院に至ったそうだ。
教科書通りにはいかない病気の好例だが、診立ての直感が働くか否か難しいところ。今回ばかりは親の診立てが優っていた感。
メディカルに限らず、コーチングにもつながる診・見立て。色メガネ、固定観念、できれば少ないことに越したことはない。バレー塾でも見抜く力、眼力、指導者に求められる力と、塾頭の念を押していたことが脳裏に浮かんだ。