今日と明日は自然体バレー塾。指導者が2日間で延べ51人、選手が258人参加下さる。特に今日の塾頭による講義は、選手と指導者が一緒になって聴講。小学1年生から40代50代の大人が一緒になって勉強し、ペンを走らせる。
小学生と大人の理解度の違いはあれど、塾頭はよく「子供の脳に向かって話しかける」とおっしゃる。そう、未来に向かって語っているそうだ。
指導者も初参加から何十回と講義を受けた者まで色々だが、一言一句聞き逃さないよう懸命な様子。特に技術に直結する内容にもなろうものなら、目の輝きも断然増してくる。
こんな講義を指導者と選手だけではもったいないと、地元開催の時には保護者の方にもできる限りの参加をお願いしている。今回も夫婦連れも含め約10人が参加予定。講義の内容の自然体バレーが目指す「人間学」は、特に男性に人気で、それぞれの職場に置き換えて考えておられる様子。身体のメカニズムやバレーの技術についても、バレー経験者にとっては興味をもたれる方も多い。
最大の効果は、自然体バレーを通じて、選手・コーチ・保護者の向かうべき方向が相互に認識し合える。選手達が丸二日間、自然体バレーに参加してどんなことを学んでいるのか、“バレー参観”の趣きも。『三つの納得』をもじって『三者の学び』とでも呼ぼうか。