GWに突入したが、今年は“ポカポカ陽気”と呼べるほど、今ひとつ気温が上昇せぬ。とはいっても、弁当を持っての行楽やスポーツ大会もきっと多いに違いない。
スーパーでもトロピカル果実が当然のように出回ってきている。バナナにキウイフルーツ、極めつけはパイナップル。これらのフルーツは木の枝からもぎ取った後、食べごろになるまで1週間から10日ぐらい常温で放置しておくことで、完熟して甘みが増し、おいしく頂ける。
実はこの完熟してくる栄養素のメカニズムが、からだにとっても素晴らしい効果が期待できる。その効果とは消化酵素が豊富。食事で摂った蛋白質や炭水化物、脂肪などを胃腸の中で消化を促し吸収に役立つ。どんどん気温が上昇してくると思うのだが?お弁当のデザートにトロピカルフルーツは最適。単に弁当の見栄えのおしゃれ・彩りだけでなく、きちんとした役割があるのだから。
南国に生育するトロピカルなフルーツ。長年にわたる高温多湿な気候と単調になりがちな食生活を豊かにし、身体に栄養を取りこむ大自然の恵みがここにも垣間見ることができる。