跳躍競技で反復される外力が加わり、かかとの後方に痛みが現れる。特に小学生ぐらいの年齢に多く、バレーボールの選手にも割り合い多く遭遇する。
ひどい症状になると、朝、起床時にかかとが床に着けられなくなったり、スポーツの時にも同じような症状が起こりうる。発症するとかなり長期にわたる練習の制限も必要。
先の交流大会でも、各チームとも部員の減少は明らかで低学年も交えて6~7人のところも少なくない。新3~4年生と思われる小さなからだで機敏に動く姿は、かわいくもありほほえましい限りだが、正しいからだの動きを覚える間もなく、ひたすらボールを追っかける姿は痛々しくも。
あらゆる種目で正しい骨盤の動きを習得する間もなく、まだまだ軟らかく衝撃にも弱い骨に繰り返されるジャンプや着地は、相当なダメージを背負い込むに違いない。
今はあどけない表情で一所懸命のプレーだが、いつしか苦痛で曇った表情にしてしまうことは許されない。年齢相応の発育発達に見合った練習で技術習得を祈るばかり。