小学生に限らず、あらゆるスポーツ種目で中高生も週末には練習試合が組み込まれていることだろう。早朝に家を出発するため、朝食はきちんと食して欲しいところだが、簡単に済ませてはいないか?正午に昼食がきちんと食べられればよいが、大会などでは大きく昼を過ぎることも少なくないはず。
こんな時、手軽に用いられるのが、ゼリー状のエネルギー飲料。1994年頃から今の容器に入り、スピーディーにいの中へ送り込めるようになった。この手軽さ、スピード性を上手く利用して、ぜひ間食・補食をおすすめする。ただし三度の食事はきちんと摂ることは言うまでもないが・・・。
空腹によるパフォーマンス低下、スタミナ切れ、そしてケガの起こる確率上昇はすでに研究され実証済み。ティンカーベルズの選手もカバンに忍ばせている選手が多くなったが、昼食の弁当と一緒にのどごしのよさからチュルチュルと飲み込んでいる光景を見かけたため、スポーツにふさわしい用い方を再度説明。
夕方遅く練習や試合が終了し、帰宅するまで1時間以上必要な場合も、スポーツ終了後30分以内にゼリー飲料等をうまく使って捕食すれば、超回復の理論にもうまく当てはまり、筋肉の回復や疲労回復につながる。ただし種類も多くなってきたため、エネルギー、ビタミン、プロテインなどはうまく使い分ける必要が出てきた。
念を押しておくが、あくまで三度の食事をバランスよくきちんと食べて、かつ捕食の考えである。ゼリー状飲料の栄養価だけが特に優れているのではないことは断っておく。