A地点からB地点に移動運動するだけなら、しっかり走り抜けば効率もよく、もっとエネルギーや時間的にも経済的。
歩く、走るのバリエーションともなるスキップ。歩くよりは速いがエネルギーロスは大きい。走るよりは明らかな遅くかつ非効率。けれども小さい子たちはスキップが大好き。ただしスキップが上手くできない子供も最近は少なくない(笑)一見、無駄も多いスキップだが、やっぱりスポーツに必要な身体の複雑性・多様性を分かりやすくしてくれるよい例。
一歩で移動できる距離をツーステップを踏んでレシーブすることは、過日の「トップレベル教室」で学んだことをお伝えした。このタッターンのツーステップこそスキップの応用動作か。そして動き始めに負荷がかかる・・・そう、初動負荷理論とも重なる。
小さい頃から遊びを通じて身に付く動きの土台はたくさんあるに越したことはない。すっかり無意識となったステップが姿を変えて、組み換えが起こって現れる。
残りわずかになってきた「トップレベル教室」。今日も新たなドリルが紹介されれば、背景となり、土台となる動きが見え隠れし、その上に技術が乗りかかって降りてくることだろう。