塾頭曰く、「ひとつやったら休むやろ!」「のろまじゃダメです。」「早いウサギさんになって下さい!」
2週間ぶりの練習。すっかりお正月モードにつかったためか、どうもしゃきっとしない選手達。大人も新年のあいさつやらで、どこか正月ムードから抜けきれないか。
塾頭曰く、「大きく失敗したら!」
ドリルの難度が高くなると、失敗は当然起こりうる。そんな失敗はどんどんしなさいと塾頭は推奨される。無難にこなそうとするだけでは感覚器は磨かれてこない。発育発達の身体メカニズムが充分理解されているからこそのアドバイス。
塾頭曰く、「抜き足、差し足、忍び足」「サーブの極意や」
あぁー、授業料払っても教えてもらえない、極意中の極意。
塾頭曰く、(極意つながりでもうひとつ!)「スパイクは3つのボールを打つんや!」
この3つのボールを的確明瞭にして言葉にされた。分かっていてもきちんとした言葉にして選手に伝えている指導者がどれだけいよう。
塾頭曰く、「どこが悪いか分かるか?」
選手のオーバーパスにワンポイントアドバイスで見事に修正された。小中学生のオーバーパスに多いパターンだが、指導者によっては「軟らかい!」と見る向きもあるだろうが、塾頭は違う。みんなの前で「このままでもそこそこの選手になるだろうが、高校生ぐらいからグーンと伸びる選手にはなれない」常に先を見ておられる。
今回は指導者の見学が多かった。そのためでもなかろうが、指導者への“お年玉”とも思われる極意が多かったのは気のせいだろうか(笑)
塾頭の見つめる中のスパイクドリル。
塾頭自らサーブの見本を示された。