週末の2日間では、初めて試合に出る選手、初めて1セット出場する選手、初めてのポジションに入る選手がたくさんいた。その表情から明らかに緊張している様子がひしひしと伝わってくる。
「リラックスして!」言うは簡単だが、ことはそう簡単ではない。リラックスしようとすればするほど、逆に意識してしまうのが緊張。ただ欠点だらけで救いようのない緊張も、コォーディネーション見方からすると案外無駄でもない・・・といったことを知っておくことは大切。
「動作器官の自由度を制限して、コントロールをたやすくすることを学習する」「動作器官の自由度を制限して、できるだけ少ない自由度で合理的な動きを探索する方法」と文献では明記されている。
大人であっても、初めて行う仕事や大勢の人前で話すことは緊張が付きまとう。子供も大人も脳内で新しい組み合わせを模索するための方法が緊張、力みすぎなのかもしれない。