建築の話題ではなく“技術ふぁいる”第2巻のタイトル名。すでにかなりの発注がある。
内容は自然体スイング、カメレシーブ、バナナレシーブと続いており、実際のバレー塾に参加されたことのない方でも、きっと興味深い中身であることは間違いない。もちろん最近のバレー塾に参加された方なら、一層理解を助けてくれるテキストになること間違いなし。写真や絵図も多く、イメージ脳を刺激してくれることだろう。
そして実際の建築物は、そのタイトルの通り基礎工事の上に鉄骨や木材の柱が立ち、壁で囲われていく。ついには目に見えてくるところに意識が注がれ、見えなくなった基礎工事はほとんど注目されない。だから骨抜きのコストダウンがなされ、安上がりだったと喜ぶが、地盤の崩れからあれよあれよとガタがくる。そうなっては後の祭り。
地上に階層を積み上げたいなら、当然地下深くまで基礎工事に及ぶ。建築理論では誰もが疑うことのない常識だろうが・・・。スポーツ界ではもっともっとと上昇志向になりがちだが、基礎工事を深くから始めれば当然色々面白くなる。