文字通り、サークル、障害物をいくつか並べて運動を行う。各障害物での動作は1回で終わるのだが、それをいくつか並べることで変化をつけて、様々な動きや能力を向上させる。応用範囲も広く、ぜひとレーニングメニューには入れたいもの。
自然体バレーでは、コートの中での6人の動きも、サーキットトレーニングのような発想で、動きのパターンを何種類も作ってシュミレーションする。そしてくり返す。文字にしてみれば簡単なことだが、実際はパス・レシーブの基礎練習に、対人、3レシ、スパイク練習、フォーメーション、そして最後にサーブ練習で仕上げが定番ではなかろうか。
トレーニングと同じように、基本練習から応用まで数種類のドリルを行い、再び基本に戻る。こんな発想すら今までにない。通常のバレー塾でも、午前中の練習ドリルを午後からくり返すこともしばしば。これなどもサーキット方式と呼べるに違いない。
量をこなして、からだを疲れさせながら上達するのもひとつの手法だが、同時に脳の疲れもたくさん与えたい。