昨年のルール変更の目玉がタッチネット。先日の交流会でもかなり浸透してきてはいるが、ジャッジにはまだばらつきも見受けられる。
以前のように少しでも身体の一部がネットに触れれば、ホイッスルが鳴り響いたが、今ではゲーム進行の面でストップが少なくなった。その分、ネット近くの身のこなし、ボールさばきに表される“ネット際の魔術師”は少なくなるのではと心配もしたくなる。不可抗力でネットに触れても、そのままゲームが進んでいくわけだから、発育途上の小中学生なら、背の低さやハンドリングのまずさでもルール違反ではなく、上達するためのきっかけになるかもしれない。昔ながらの杓子定規な選手像を求めなくても、小中学生の可能性は広がっていくと解釈してみたい。
こうしてブログを入力しているのも、元は軍事通信機器の一つだったインターネットが、ルールの変更によりアメリカから世界中に瞬く間に広がり、ライフスタイルさえ変化させてしまった。
単なるルール変更のとどめてしまうか、変化と受け止め、発展させた思考を行えるか、柔軟性を失いつつある脳神経のエクササイズとして取り組んでみたい。