30歳前後だった頃、毎週のように楽しみにしていたのが“競馬”。ずいぶん授業料も払った(笑)今は週末がほとんどバレーボールに費やされるため、馬券の購入もご無沙汰だが、スポーツ新聞の競馬欄には目を通す。
馬はもちろんだが騎手(ジョッキー)にも興味津々。最近はすっかりアスリートとしての評価も高い。今年の開幕週にいきなりレース中に9頭の落馬事故があった。昨年のリーディングジョッキーや2世ジョッキー達も巻き込まれ、骨折や打撲で多くのジョッキーがただいま静養中。
となれば、以前はじっとギプスを巻いて骨がひっつくまで自宅で休養が常だったが、今では様々な治療やトレーニングを行って、受け身な姿勢ではなく攻撃的な治療を行っている模様。アイソメトリックから始まる筋トレはもちろん、骨癒合を促進する電気治療器具や加圧トレーニングがその代表だろう。
ジョッキーに限らず、学生スポーツ選手やアスリートにとっても、一日も早く競馬はもちろん、スポーツに復帰することを目標にしているわけだから、安静にしているだけでは問題のない機能も劣っていく。ルーの原則通り。
攻撃的治療。言葉が少し危なっかしいなら、積極的治療と言いかえよう。されど我流は危険。早合点では逆効果にもなりうる。