練習ドリル第1巻、p67に掲載の内容。
①ジャンプの“上昇中” ②ジャンプの“下降中” ③ジャンプの“最高点” ④“下降中”に平行トスが上げられたら超一流! ⑤速攻トスを3つのタイミングで上げられるようになれば最高
以上のようにまとめられている。読むは簡単。行うは至難の業。バレーの奥深さが堪能できるプレーの数々。
塾頭の指示のもと、反復練習を繰り返す。確かに通常のバレー塾では習えない高等テクニック。高校生以上ぐらいから完成されていくプレーだろうが、その重要ポイントには、小学生の頃より身につけておかなければならない要素がたくさん含まれている。
三半規管を刺激した平衡感覚。伸張反射を利用した指の動き。腸腰筋を充分にストレッチされた上体の反り返り。熱いやかんを触った瞬間、手を引く反射の利用。遊び感覚で行う膝抜き動作。まだまだあるが、最後に、余分な力が入らず脱力されたなめらかな、華麗な動きこそ自然体の真骨頂。
塾頭から「技術は後、動きは先」何度も言われてきたが、まさに目の当たりにしてやっと実感が持てた。(おそまつ)
平均点の技術ではなく、驚嘆し、度肝を抜かれ、ため息に変わる。そんな技術が身についていく。パストスに限らず、スパイク・レシーブは言うに及ばない。