本屋に足を運べば、季節がら受験対策のテキストや問題集が所狭しと書棚に並ぶ。受験生はもとより、保護者と思われるお母さんも真剣なまなざしで問題集を探されている様子を見かける。
スポーツコーナーには野球、サッカーをはじめ、競技別の本が揃っている。もちろんバレーボールも高名な元選手や指導者の、こうすればうまくなる的な本が数冊目につく。しかしながら、どの競技も受験対策のような問題集は見当たらない。なぜなら、別に指導者や大人が知識を問われたり考える環境がなくても、取り敢えずは“指導”という名の行いはできるからか。
A4で40ページを超す問題集が、塾頭からファイルで送信されてきた。内容の質と量から、きっとパソコンの前に座り詰めでの徹夜の作業だったのでは。プリンターから次々と印刷される問題集に、熱いメッセージが込められていることがひしひしと伝わってきそう。
内容は参加者だけが味わえる醍醐味。すがすがしい秋の風に吹かれても、脳内はオーバーヒートしそうな予感。覚悟すべし(笑)