新年度になり、大小の違いはあっても組織形態になっておれば、自治会にはじまり婦人会に子供会、PTAや趣味の会、スポーツ組織や自チームの保護者会に至るまで、総会が開かれるのがこの季節。
すでにティンカーベルズでは保護者総会は終わっているが、この資料の準備がまた大変。事業報告、決算報告、監査はもちろん、次年度の計画(案)まで役員ならではの苦労もある。
総会に出かけるだけの会員さんにしてみれば、ちょっと顔を出して、さして興味もない議題に拍手で賛成の意思表示に終わり、「総会はこんなもんだ」の「もんだ人間」と化する。
少しばかり意識を高めて資料によく目を通してみると、総会資料の中に「規約」も折り込まれている組織も多いはず。「規約」と照らし合わせながら実際の会の運営を考えてみると、いくつかの矛盾が起こっていることもしばしば。慣例や習慣になっていることを、「規約」にうたっていることがいつの間にか合わなくなっている。慣例にあわせて「規約」を変更するのか、「規約」に則って慣例を改めるのかなど頭の中で考えれば、結構視野も広がり、頭の体操になるに違いない。いつも予算額より決算学がオーバーしているにも関わらず、毎年前例のごとく同じ予算を計上していたりと、思考停止状態とも伺える。
議題を提示するまでの準備にしても、提示された議題について考える立場にしても、「こんなもんだ」でなければ、資料の数字や文字も違って見える。そんな頭の使い方、体育館でも生かされる?!