子供はじっとできずに、自然に動き回る。大人は2人、3人と集まれば、しゃべりまくる。そんな習性を再確認することができた一泊二日。
子供達は5時間のマイクロバスの移動の後、昼食の間はじっとしているが、食べた者から動き出す。鬼ごっこする者やら、じゃんけんゲームに興じる者も。
大人達もマイクロバスの中の引率と2台の分乗から解放され、駐車場のブロックに腰をかけての昼食は、食べる間もしゃべる時も常にアゴの関節は動いている(笑)
遠征中、周囲の者はほとんど気にしてはいないのに、髪型ばかり気になる、自意識過剰傾向の年頃中学生。
地域性ももちろんある。舞台の上に陣取り、ブルーシートや毛布を敷き詰め、子供達の動きを見守りながらもコミュニケーションにふける様子は、塾頭のブログでも紹介されていた。
帰路につき、トイレ休憩さえもグループでなければ移動できない小中学生もいれば、さっさと自分のペースで事を進める者もいる。
じっくり眺めていると、本当におもしろい。
良い悪いではなく、そんな世代間に共通する習性や個人が持ち合わせる習性を知ることで、練習での接し方の参考になってくる。そんな意味でも、試合に集中するだけの遠征ではなく、ふっと人間味の伝わってくる意義深い遠征だった。