この季節、校内や市町村単位で大小の違いはあれども、マラソンや駅伝が盛んに行われる。リンクしているココクラブの
ブログでも、サポーターとして活動を紹介させて頂いた。
練習の一環として野球やサッカーのスポーツ少年団や、中高の部活動単位の参加も多い。もちろん陸上部は、普段の練習の発表の場として上位入賞を目指す。バレーの選手が参加している姿はあまり見られないのは、屋内競技のため、寒くても体育館内で練習できる環境が整っているせいも、少なからずあるだろう。
ところで、このマラソンや駅伝に練習トレーニングとして参加する野球やサッカーの選手達に、「何を目的に?」と質問した場合、答えに窮するのでは。単に走る力を養うだけではもったいない。
もうひとつ、心臓や肺を中心とした呼吸循環器系の強化にもつながる。体内ホルモンにも関与していると言われており、外見上に見られる筋肉の盛り上がりより、体内で起こっている様々な変化に注目したほうがよさそう。とは言っても、その変化が目に見える変化ではないので、今ひとつなじみの悪いものになってしまう。マラソン直後の脈拍を数えて、数字として捉えるのも参考になるのでは。マラソン直後、中高生なら1分間に200近くあるだろう脈拍が、170~180以下にでもなれば、かなり心臓や肺が強化されてきた証し。
地道な努力が先に花咲くことは知っているのだが、なかなか実行できないもどかしさ。せっかくのマラソンシーズンを有効に使ってくだされ!