明日から3連休。インドアスポーツは大会、試合に練習が盛んになることだろう。指導者は練習メニューを組むにも、色々な要素を考慮しているだろうと思う。(実は定番メニューだけだったり・笑)ウォーミングアップに始まり、技術の本練習、そしてゲーム型式と続くのが、どのスポーツにも共通する大きな流れか。
からだが暖まればよいと考える程度のウォーミングアップなら、15分ほどランニングでも行えばこの季節は充分だろう。しかし競技につながるからだの動きや、関節の可動域拡大を考えれば、ランニングだけではとても及ばない。
レシーブ練習、小学生の低学年に指導するなら「両足を左右に開いて、両腕を組んで前に出す」こんな程度でも構わないだろうが、それでは実践的ではないことは誰もが考える。「もっと高く飛んで!腕を伸ばして!強く打て!」こんなスパイク練習なら、やらないほうがましか。
からだのメカニズムに基づいて、段階的な練習メニューが必要になってくるだろう。そして2人で、3人で、4人で段階的に行い、実践で起こりうることをシュミレーションすることも、段階的に考えなければならないか。
明日から始まる指導者講習会。単なる知識の詰め込み型セミナーではなく、段階的練習メニューの組み方に始まる頭の働きが要求されることになりそうだ。